【新曲/歌詞 感想・考察】ミスター / YOASOBI
こんばんは!
ずとゆロスです。
今日は、YOASOBI の新曲「ミスター」について、
みていこうと思います!!
YOASOBI といえば、
"小説を音楽にする"ユニット です。
今回の新曲も小説が原作となっており、
なんと直木賞作家とのコラボとのこと !
どんな素敵な世界観だろうか...!
楽曲情報
通算14作目となるYOASOBIの楽曲です。
2/16 (水) デジタルリリース
CDはなく、デジタルのみのようです。
㊗️本日リリース💐#はじめての
— YOASOBI (@YOASOBI_staff) 2022年2月16日
📖 https://t.co/hnk7l8TOJp#ミスターYOASOBI
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CDに収録されるのは 「THE BOOK 3」ですかね!
直木賞作家4名とのコラボレーション企画となっており、
各作家さんの作品と対になるように、1曲ずつ書き下ろしているようです。
「ミスター」はそんな企画の記念すべき1作目 !
原作小説は、島本理生 さんの"私だけの所有者"
--初めて人を好きになったときに読む物語
とのことで、次にも記載しますが、単行本「はじめての」で
読むことができます。
「はじめての」とYOASOBI のコラボレーション企画についても、
ティザー動画があります。
おお、なんだかワクワクする感じ!
書籍情報
タイトル「はじめての」
発行日 2/16(水)
価格: 単行本¥1,760
(著)島本 理生 (著)辻村 深月 (著)宮部 みゆき (著)森 絵都
「『私だけの所有者』ーーはじめて人を好きになったときに読む物語」(島本理生)
「『ユーレイ』ーーはじめて家出したときに読む物語」(辻村深月)
「『色違いのトランプ』ーーはじめて容疑者になったときに読む物語」(宮部みゆき)
「『ヒカリノタネ』ーーはじめて告白したときに読む物語」(森絵都)
ページ数:224
出版社:水鈴社
この小説は「はじめて~~したときに読む物語」をテーマにしており、
オムニバス形式の小説となっております。
各タイトルとどういった「はじめての」かは、上記の通りです。
各作家さんの(はじめての)物語が読める訳ですね。
そして、「はじめて」はいつも痛くて、少し優しい。 と、
ほう...?
せっかくなので、YOASOBI さんと
今回は、島本さんのメッセージもヾ(•ω•)o
4作品全て本当に面白くて、読み終えた時、全作品、計4回「めちゃくちゃ面白かった!」と声に出し、原稿の前で拍手をしました。「はじめての」という一つのテーマから生まれた4つの色とりどりな物語が、それぞれ違うゴールへと向かう様に心が震えました。
(YOASOBI composer Ayase)
はじめて読んだ物語なのに、私の奥底に眠っている記憶が呼び起こされるような体験でした。 4つの物語、4つの世界と出会って生まれたこの感動を、まっすぐに歌に乗せられたらと思います。
(YOASOBI vocal ikura)
初めての挑戦をたくさん詰め込んだら、むしろ自分の原点とも言うべき、好きな人との物語になりました。恋よりも強い絆で結ばれた「私だけの所有者」にこの短編で出会ってください。
(島本理生)
YOASOBI 、島本さん、それぞれのやる気が伝わってきますね。
そして、楽曲「ミスター」に関係のある、
「私だけの所有者」についてのあらすじは以下の通り !!
アンドロイドの「僕」と
所有者との間に何があったのか
とある国の施設に「保護」された僕は、
先生に手紙を書きはじめた。
--はじめて人を好きになったときに読む物語
ほうほう、アンドロイドの僕、、
通常は恋愛感情は持たないのがアンドロイドのイメージですが、
「先生」との手紙のやり取りで、感情が芽生えるのですかね。
先生がそのまま、恋愛対象なのか、、、
それとも先生は恋愛のお悩み相談の相手で、
恋愛対象は「とある国の施設の中」にいるのか、、、
気になりますね。
ちなみにずとゆロスの初恋は
小学4年生でした。
相手は同クラスの女の子で、
星のカービィのおもちゃをあげたら、
丁寧な手紙をお返しにくれて、すごい喜んだなあ、、、
え、聞いてない??興味ない??
それどんだけぇ~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
※リズムに乗せて読んでね!
歌詞考察
作詞・作曲・編曲 / Ayase
シングルサイズの部屋で 一人きり
思い出すのはあなたとの暮らし
物語の舞台は ビルが群れる
大都会を遠くに見る 海辺の街
初めて会った日のことだって
今もまだちゃんと覚えてる
フォーマルなシャツ
ジャケットが少し不似合いなあなた
言葉数は少なくて いつも厳しくて
叱られてばかりで 機械仕掛けの心を
無力さが包んでいった
でも
あなたを知りたくて 何もかも知っていたくて
だけど数えてなんて
言えずに一人 そっと夜に祈る
少しでも分かりたくて そんな日々を繰り返した
それでも時折見せてくれた
穏やかなあの表情も 一度だけ浮かべた涙も
隠し切れずに溢れていた 優しさだった
あの日もそうだった
あれは二人最後の思い出
暗闇でこの手を握り返して
笑ってくれた あなたはもういない
今でも聴きたくて
もう一度聴かせて欲しくて
優しくて不器用な
あなたの声を 厳しい言葉を
なんて願うこの気持ちは
どんな名前なんですか
またいつもと同じように
私のこと叱ってよミスター
おおおおおおおお!!!!
なんだか切ない!!!
え、最後は一緒にいないのかなあ、、
また、この歌詞をikuraちゃんが感情豊かに歌うのがよいですよね。
何か、最近のYOASOBI ,,, 切なくない??笑
シングルサイズの部屋で 一人きり
思い出すのはあなたとの暮らし
物語の舞台は ビルが群れる
大都会を遠くに見る 海辺の街
天才かな?
情景が鮮やかに浮かびますね。
シングルサイズ ≒ 1ルームの部屋かな。
「あなた」ともこの部屋で一緒に住んでたのかな?
この部屋でなくてもきっと、思い出させるくらい
似た部屋なんでしょうね。
そして、大都会が遠くにある海辺の街の中に住んでいるのか。
初めて会った日のことだって 今もまだちゃんと覚えてる
フォーマルなシャツ ジャケットが少し不似合いなあなた
言葉数は少なくて いつも厳しくて
叱られてばかりで 機械仕掛けの心を
無力さが包んでいった
初めて会った日のことだって覚えているくらい
初恋は特別ですよね!!
服装だって覚えちゃってますよ (≧∇≦)
そして、機械仕掛けの心 !
ここで、アンドロイドっぽさが少し出てきましたね!
考えすぎかもしれませんが、ちょっと気になる点が、、、↓
小説の方は一人称「僕」となっているので、男の子のアンドロイドなのかな。
只、この「ミスター」は、女性目線なのは間違いなさそうですね!
ということは、ここは必ずしも小説の内容=歌詞の内容ではなくて、
一般論として、ある心の状態を機械仕掛けの心と表現しているのですかね。
機械仕掛けというと、、、、
オートマタ(カラクリ人形) を僕は連想します。
まあ、ゼンマイなんかで動く自動人形ですね。
となると、ある種システマチックな心、悪くいってしまうと
単純な心とということですかね。
怒られれば、落ち込むし、、、
褒められれば、喜ぶし、、、
あんまり深く考えず、目の前の出来事に一喜一憂している性格ということですかね。
となると、そんな性格の子は𠮟られてばかりなら、
最初はあまり「ミスター」のことを好きではなかったのではないでしょうか、、、
まあ、普通に考えすぎで、
普通に小説の主人公が僕っ娘の女の子アンドロイドで、
普通に小説の内容=歌詞の内容で、
普通に機械仕掛けとしているのはアンドロイドだからっていう、可能性もありますけどね。
(僕っ娘やったぜええええええええええええええええええええええええええええええ)
でも
あなたを知りたくて 何もかも知っていたくて
だけど数えてなんて
言えずに一人 そっと夜に祈る
少しでも分かりたくて そんな日々を繰り返した
もう好きやん。。。
あなたのこと知りたいやん。。。
全然、最初っから好きやん。。。
恥ずっ。
消そうかな。
さっきのコメント、戻って消そうかな。
もうこれ、僕っ娘ですわ。。。
まあ、自分の恋愛感情に気づいてなくて、
とにかく知りたい !!!っていう気持ちが先行している状態かもしれませんね。(やけくそ)
それでも時折見せてくれた
穏やかなあの表情も 一度だけ浮かべた涙も
隠し切れずに溢れていた 優しさだった
うーん、ギャップですね。
時折 ← これ重要ですよ。
徐々に「ミスター」のことが分かってきておりますね。
あの日もそうだった
あれは二人最後の思い出
暗闇でこの手を握り返して
笑ってくれた あなたはもういない
最後という表現から、
やはり、今は既に離れ離れなのですね。。
暗闇で、、自分がどうしたら良いか分からず困っているところを
ほほ笑みながら、助けてくれたのかな。
今でも聴きたくて もう一度聴かせて欲しくて
優しくて不器用な あなたの声を 厳しい言葉を
なんて願うこの気持ちは どんな名前なんですか
またいつもと同じように 私のこと叱ってよミスター
「ミスター」の人物像がだいぶ想像できるようになりましたね。
厳しいながらも、困ったときには助けてくれる、
頼りになる「ミスター」
そんな彼に惹かれていたのですね。
でも、もう会うことはできないのですね。。
この歌詞だけを見ると、亡くなってしまったかのようですね。
これは、小説が気になる...!
この詞を歌う主人公は、自分の気持ちが分からないようです。
キュンキュンしてるんでしょうね。。。
僕っ娘。。。
とても切ない印象を受ける歌詞でした。
小説とどれほどリンクしているかがとても気になります。
楽曲について
楽曲についての感想です!!!
今回の楽曲!!!
ぼくは、2点、新しいな!!!と思うことがありました!!!!
それはベースとドラム !!!!
ベースはスラップが目立ってますね!!
かっちょいい~
分かりやすいのは、1A入る部分や1サビ入る前の箇所ですね !
AメロやBメロでも所々入っていますね。
YOASOBIでは珍しい気がするのですが、
やまもとひかるさんは、ソロで活動されている方で
オリジナルやコピーでもスラップばりばりやっていますよね。
ライブでもかっこよく弾かれそうです😆
次にドラム!!!
2サビまでににソロがありました!!!
これもYOASOBIでは初めてではないですかね??
2小節だけなのですが、
途中、バスドラだけになる箇所とか、はっ!!となりますね。(どんなやねん。笑)
これ、レコーディングも仄雲さん、叩いているのですかね、、
それとも打ち込みかなあ、、
仄雲さんが叩かれてるVドラが高性能すぎて、
最近、打ち込み音源なのか、リアルに叩いているのかわかりません。笑
ライブではきっと仄雲さんが叩かれると思うので、
ばちばちかっこよく仕上げるのでしょう😆
あとは全体的に、どこか哀愁だけでなく、懐かしさも感じるよな楽曲でしたね!!
切なさを表現しているikuraちゃんすごい、、、
本当に、色彩溢れるボーカリストやと思います!
最近リリースされた「ツバメ」「大正浪漫」「もしも命が描けたら」も
どこか哀愁漂う楽曲でしたね!
まだ14曲と楽曲数は少ないと思いますが、
どの曲も特徴があって、YOASOBI というジャンルを確立させてることを
感じさせた1曲でしたヾ(≧▽≦*)o
最後に
今回も好き勝手? に語りました。笑
3回目?歌詞考察をやりまして、
ぼくは、歌詞を時系列的に捉える癖?があるなあを思いました。笑
その限りではないので、柔軟にみていきたいです。
YOASOBI は「夜に駆ける」からとても好きです。
只、お恥ずかしい話、関連する小説の方は読んだことないんですよね、、
結局は、作品を見ないと歌詞の意味も理解できないかもしれませんね。
今回、直木賞作家4名とコラボされるという
ビッグプロジェクトを機に、小説にも手を出してみようと思います!
個人的に気になるのは、宮部みゆきさんの物語!!
何か一人だけ、はじめて容疑者になったとき と
ミステリー感満載ですよね。笑
さすがです。笑
以上です!
今回も最後まで、
ありがとうございました!!!!